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メルボルンでアルバイト探し。

メルボルンでアルバイト。メルボルン生活

こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今日はわたしが体験したアルバイト探しの話をさせてください。

学校に行くことも、現地で働くこともできる、自由度が高いワーキングホリデービザ。
ワーホリでオーストラリア中は現地でアルバイト生活をするのが定番です。

30超えてから、まさか異国でアルバイトするとは夢にも思ってもみませんでしたが
大変なことも多かったけど、オーストラリアならではの面白体験ができたと思います。

日本とオーストラリアの違い

アルバイトの探し方

オーストラリアでのアルバイト探しは日本とは少し違います。

日本ではタウンワークなどの求人サイト経由で応募するのが最も一般的な方法かと思いますが
オーストラリアでのバイト探しの定番はレジュメ(履歴書)の手渡し

とっても原始的な方法でのバイト探しが定番で、一番確実な方法だと思います。

スタッフ募集のポスターが貼ってあるお店を見つけたら、その場でレジュメ(履歴書)をスタッフに預けておくと、書類選考が通れば後日連絡してくれます。

運が良ければ、その場で面接してもらえることも!
ただ、レジュメを手渡したとしても、スタッフの人がマネージャーに渡し忘れちゃったり、忙しさの中で資料の山に埋もれてしまったりはオーストラリアあるあるです。笑

もちろんタウンワーク的なウェブサイト(有名どころだとIndeedとかSeek)や
日豪プレスDENGON NET, Gumtreeなどの家探しやその他の情報交換もできる掲示板サイト、FacebookやInstagram経由で探すこともできますが、家探し・仕事探し関連の連絡はオーストラリアではメールの返信がないのが基本です。笑
(本当にびっくりするくらいスルーされる。)

そのため、まず面接に辿り着くこと自体がなかなかに大変なんです。

面接までのスピード感

また、書類選考通過から面接までのスピード感も日本とは全く違います。

明日、来れる?」「今日の午後、来れる?」みたいなスピード感を求められるので
日本的な今週末とか1週間後、みたいなイメージでいるとかなりびっくりします。

もちろん予定変更もしてくれるけど、他にも候補者がいる場合は仕事ゲットの確率が下がってしまいかねないので、出来る限り先方の要望には柔軟に対応できるよう備えておくのが吉です。

また、アルバイトの場合の人数はWEBに掲載するよりも、店頭にラフな感じでポスターを貼っているお店の方が多いように感じます。

特に個人経営のレストランやカフェで働きたい場合は、まずネット上に求人情報を上げていないので、自分の足で歩いて求人募集のポスターを見つける、もしくは友人・知人に紹介してもらう必要があります。返事が来たらラッキーくらいのテンションで、諦めずに数をこなしていくのが仕事探しのコツなのかもしれません。

アルバイトゲットまでのフロー

ちなみにお仕事ゲットまでは
レジュメ提出 → 面接 →(トライアル)→ 採用
という流れ。

オーストラリアでは「トライアル」という2〜3時間のお試しバイトをしてお互いに一緒に働けるかどうかを本採用前に確認するシステムがあります。(お店によって面接後にさくっとやったり、なかったり、有無も時間もまちまちですが。)

仕事探しの方法

主な探し方の方法この5つ。
・お店に直接メール
・求人サイト経由で応募
・掲示板サイト経由で連絡
・お店にレジュメを手渡し
・友人からの紹介

ちなみにわたしの経験上、
お店に直接メール <<<  求人サイト << 掲示板サイト < お店に履歴書手渡し
の順番で連絡が来る確率は上がっていくように感じました。

最初はお店に行ってレジュメを手渡しするのって緊張するし怖いけど、向こうは受け取り慣れてるし、1〜2回経験しちゃえば使う英語も一緒だしで、すぐ慣れて緊張しなくなるので、最初の一歩さえ踏み出せればきっと大丈夫!

せっかく店頭で求人募集しているのを見つけても、メールでの連絡だと返信率は低いように思います。だったら勇気を出して手渡しする方が絶対に良いです。自分の存在を印象付けることもできますよー!

ちなみにわたしは
・求人サイト
・掲示板サイト
・お店に直接メール
・手渡し
の全部の方法に挑戦してみて、どの方法からも面接に漕ぎ着けることができたので、レジュメのクオリティとタイミング次第なのかな?と思いました!

ちなみに勝率はこんな感じ。

・お店に直接メール
約10件・返信1件(その後、面接→トライアル→仕事ゲットからの辞退)

・求人サイト
6〜7件アプライ・返信1件(その後、面接→トライアル→仕事ゲットからの辞退)

・掲示板サイト
4〜5件アプライ→返信1件(その後、面接からの辞退)

・手渡し
3〜4件→その場面接1件・採用

傾向

お店にメール

街中を歩いていると「Hiring」のポスターをよく見かけたので、仕事探し中は手当たり次第メールを送りまくっていました。ただ、返信率はかなり悪いです。(友達も同じことを言っていたので、メールはちゃんとチェックされていない気がします。)

わたしはカジュアルなレストランの求人広告を店頭で見つけて、メールをしたら運よく返信があって、面接・トライアルの機会を頂いたのですが、職場の雰囲気が自分にはなんだか合わず、トライアル後に辞退しました。

お互いのミスマッチを防げるのがトライアル制度の良いところだと思います。(ちなみに本来、トライアルも給料が発生するべきものにはなりますが、結構グレーゾーンなようで、3件トライアルを受けたうち、お給料がいただけたのは1件だけでした。)

求人サイト

ローカル人も利用する求人サイトなので、もちろんすべて英語表記です。
わたしがトライアルにいったところもオージーばっかりが働いているレストランだったので
英語力を伸ばすにはとっても良い環境だと思いました!

ただ、自宅から通勤が想像以上に大変そうで辞退しちゃいました。
給料も良い方だったので、家から遠くなければ働いてみたかったな。

掲示板サイト

ちょっと怪しげな求人も多い印象。
わたしが返信を貰ったのは日豪プレスに載っていた日本語で書いてある小さいカフェの求人でした。

立地も仕事内容も悪くなかったけど、日本語で書いてある求人は給料があんまり…な傾向があるように感じました。
やはり英語が出来ないと足元見られる感は否めないです。

ちなみにメルボルンで、お酒を提供するためにはRSAというライセンスが必要です。
イベントスタッフやお酒も提供するレストラン・バーで働きたい場合は必須なので、仕事探しの前に取得しておくことをおすすめします!

ライセンス、と言っても簡単な講習を受ければ誰でも取得可能なもので、費用は$100前後。

わたしは小売業かカフェで働きたかったので取得はしませんでしたが、語学学校の友人は持ってる子が多かったです。

仕事探しで必要なもの

メルボルンでのバイト探しに必要なものはこの3つ!
・レジュメ(履歴書)
・カバーレター(メールで応募する際の添え状)
・折れない心(最重要)

見やすくって、誤字・脱字・文法ミスのないレジュメとカバーレターを用意するのはもちろん、いつかきっと仕事が見つかる!と思い続けられる、折れない心がとっても大切です。

ネット上でフォーマットは沢山落ちているし、留学エージェントを使う場合は、エージェントからサンプルデータをもらえる場合もあります。

わたしはネットで調べた内容をもとに、まず日本語でざっくりと下書き→英語に翻訳しながら作ってました。

英文はホストマザーと学校の先生に協力してもらえたおかげで、正しい英語を使ったレジュメを作成することができました。

ちなみに印刷は街中にあるOffice Worksで簡単にできますよー!

店員目線でレジュメに載せて欲しいもの

わたしは語学学校を卒業してからメルボルンを旅立つまでの約8ヶ月間、日用品・雑貨のお店で働いていて、よくレジ係もしていたので、実はレジュメを受け取る機会がとっても多かったです。

その中で「これは書いといて欲しいな〜」と思ったのが下記2点。
・Availability (いつ働けるのか)
・Visa type(どんなビザで、いつまでオーストラリアに滞在できるのか)

この2つ、雇う側に取ったら職歴や学歴よりも圧倒的に大切な情報なのですが、わりと書いていない子が多くて、その場で聞いて記入するのは結構手間でした。

あとは
・カラー印刷する
・文章量を盛りすぎない
・顔写真を載せる

これらも他の候補者や書類に埋れさせないコツだと思います。

わたしが働いていたのは結構忙しいお店で、多い時はわたし1人で週に5〜6枚ものレジュメを受け取ることも度々あったので、白黒印刷だったり、文字ばっかりのレジュメは忙しい業務の中で正直、他の書類に埋れがちでした。(もちろん個人情報なので管理はちゃんとしてたけど)

カラー印刷しているだけでパッと目に入るし、顔写真が載っていると「こんな感じの子なんだ〜」と印象もよくなるので、やっておいて損はないレジュメ制作のコツだと思います。

面接のために準備したこと

アルバイト探しの面接は、基本的にはとってもカジュアルなものだと思います。

定番なのは
・ビザの確認
・週どれくらい働きたいのか、働けるのかの確認
・応募した仕事に近い職務経験はあるかの確認
・いつから働けるか、いつトライアルに来れるか
・お酒を提供する場合はRSAを持っているかどうか

など。

特に飲食で、カジュアルなお店の場合は、ガッツリ面接をする、というよりかは履歴書に書いてある内容を一緒に確認していくような印象でした。(あくまでわたしの経験ですが。)

実際の面接で聞かれたこと

ちなみにわたしが最終的に働くことを決めた雑貨屋さんの面接では、上記の基本事項はもちろん
・志望動機
・強みと弱み
・過去の経験から今後の業務に役に立つこと
・趣味

なども確認され、結構日本的な面接だと感じました。

日本語であれば、急に上記のような面接あるあるの質問をされてもパッと答えられる人も多いと思いますが、英語だと事前に準備して、練習しておかないと中々言葉が出てこないと思うので、万が一のガチ面接に備えて、バイト探し中は英語面接の自主練をしておくこともおすすめします!

わたしは自分が実際に受けた飲食系の面接が、あんなにカジュアルなものだとは思ってなくて、求人応募したタイミングでネットとYoutubeで「英語 面接 想定質問」「英語 面接 模擬回答」とかで調べて、カンペを作って家で自主練していたので、突然の英語面接にもなんとか対応できて無事に職をゲットすることができました!(Hapa英会話さんとか、Biringirl Chikaさんの解説動画は日本語での説明もあって、とっても分かりやすくてお世話になりました。)

何事も備えあれば憂いなし、だと学べた経験でした。

メルボルンでアルバイト。

今だから「いつかは仕事がちゃんと見つかるから大丈夫!」と思えるけど、仕事探し中は「もう一生仕事見つからないんじゃないか。」と毎日不安に思っていました。

わたしが住んでいた時よりも留学生の数が増えて、仕事探しもどんどん大変になっていると現地の友達からたまに話を聞きますが、人手を求めているお店も同じくらい沢山あると思います。

もし上手く仕事探しが上手く行かない時はレジュメに誤字・脱字がないか、英文は正しく書けているか、パッとみて読みやすいデザインになっているか、など一歩立ち止まって見直すこと、そして何よりもめげずにアプライし続けることが大切だと思いました。

以上がわたしの体験談でした。

決して長くはなかったメルボルンでのアルバイト経験ですが、
少しでも誰かの仕事探しの参考になれれば幸いです。

 

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