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オージーのお財布事情。

メルボルン生活

こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。

今日はオージーのお財布事情について。
バイト中に気が付いたことがあったのでお話させてください。

オーストラリアと日本

オーストラリアと日本の違いはもちろん沢山あります。

例えば季節。
それぞれ北半球と南半球にある国なので、季節は真逆ですし、

その他にも通貨、公用語、常識、性格、食生活やファッションまで
本当に色んなことが日本とは違う別世界だなと感じていました。

その中でも特にわたしが面白いなと思った違いが「お財布」でした。

お財布から見えるオーストラリアと日本の違い

わたしは4ヶ月のメルボルンでの語学学校生活を終えた後、
雑貨屋さんでアルバイトをしながら生活してました。

主な担当業務は品出しとレジ係。
特にわたしはレジ係を担当する時間が多く
年齢も国籍もバラバラなお客さんと交流する機会が沢山ありました。

その中でふと気がついたことは
日本人とオーストラリア人の持っているお財布の傾向が全く違うこと。

ほとんどの日本人(特に女性)のお財布は基本的に小綺麗でブランド物、
もしくはブランドじゃなくても革製だったり一目で「お財布感」があるデザインのものだと思います。

特に最近はキャッシュレス化の波も
2つ折りのコンパクトなお財布を愛用している人の割合もかなり多いように感じます。

一方でオージーのお財布、超自由なんです。

オージーのお財布。

オージーの財布の割合はこんな感じのイメージ

※完全にotoshigo調べ・リサーチ源もわたしの元バイト先のみなので
かなり偏った結果になっています。

・ポケット/鞄に直入れ  25% 
・小さなポーチ  30%
・年季の入った大くて分厚い長財布 30%
・ジップロック 5%
・その他 10%

ブランド物のお財布とオージー

まずブランド物のお財布を使っているオージーはほぼ見かけなかったです。
(もちろん高級ホテルやレストラン勤務だったら違ったと思いますが。)

めちゃくちゃ年季が入ったお財布を使っているオージーマダム・ダンディーや
デニムとか鞄のポケットにお札やコインを直入れしている学生さんや若者たち。

小さなコインケース、というかむしろポーチ?を愛用している人。

そしてたまに見かけるジップロックをお財布代わりにしている人。
(これはオージーだけじゃなくて、アジア系の学生さんにも多かった!)

日本ではまず見ない、この自由な感じ。
日本生まれ日本育ちのわたしにはとっても新鮮で
その自由さがなんだかとっても好きでした。

そう言えばブランドの物の鞄を持っているオージーも
メルボルンのCBDではほとんど見なかったな。

そもそもカジュアルなファッションの人が多いですし
「ブランド」というフィルターよりも自分の好みやライフスタイルを重視して
鞄や洋服、靴を選んでいる人が多いように感じていました。

キャッシュレスとオーストラリア

オーストラリアは日本と比べると、キャッシュレス化がかなり進んでいます。

EFTPOSと呼ばれる、銀行のキャッシュカード(現地でいうクレジットカード)でのデビット払いが主流だったので、そもそもお財布を使っていない人もかなりの割合でいらっしゃいました。

基本的にApple Payで支払う人が多く、
念のためにケータイカバーの中にクレジットカードとMykkカード(Suica的な交通系ICカード)を忍ばせておくのがメルボルンスタイルでした。

価値観の違い。

たかがお財布。されどお財布。

この自由さってすごくオーストラリアっぽいなと
レジ係をしながら価値観の違いについて考えていました。

日本にはまわりとの協調性やバランスに重きを置いて、
人と合わせること・共感することを大切に考えている文化があると思います。

だからこそ、自分の好きなものを所有するという自己満足はもちろんだけど、
小綺麗なお財布やブランド物のお財布を持つことで
「わたしはこうゆうデザイン・ブランドが好きな人」
と示す意味合いも少なからずあるように思います。

オーストラリアは多国籍な国という要素もきっと大きくて、
「人は人。自分は自分。」と言う意識が日本よりも強く、
お財布もファッションも、他人目線ではなくて
自分目線で満足できていればそればAll right!という空気を強く感じました。

わたしは日本の人と足並みを合わせて一緒に進んでいく雰囲気も好きだし
オーストラリアの他人の目を気にしない雰囲気もとっても好きになったので
両方の考え方の良いとこ取りができたらいいな~と思いました。

生活スタイルによる物欲の変化。

日本にいた時は、友人や憧れの先輩の持ち物だったり、雑誌やSNSの影響で
2~3年に1回は新しいお財布が欲しくなっていたし、ブランド物にも人並みに興味を持っていました。
が、メルボルンに住んでからは不思議とそういう気持ちが芽生えなくなりました。

生活環境が変わると、こんなにも欲しいものが変わっていくのだなと
自分の心境の変化に気付かされました。

そういう自分の考え方の変化を感じられるのも海外生活の面白いところだと思います。

 

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