こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今日は移住や引っ越し時に気になるオーストラリアの物価についてのお話です。
物価が高いという噂。
この噂、半分は事実で、半分はそうでもないかもと
1年間メルボルンに住んでみて思いました。
もちろん一括りにオーストラリアといえど、あれだけ大きな国なので
どの州に住むのか
都会に住むのか
はたまた田舎に住むのか…
エリアによって生活コストは全然違ってはくると思いますが、
メルボルンに1年間ワーホリで滞在していたわたしの体験談をお話します。
:わたしのこと:
・メルボルンCBDのシェアアパートでオウンルーム生活
・料理は得意じゃないけどすき。
・食品アレルギーも好き嫌いもない。
・ビール党
高いと思ったもの。
- 家賃
- お酒・ペットボトル飲料
- お菓子
- 外食
- 洋服
- 本
- 卵
- 生花
家賃
わたしが住んでいたのはCBDと呼ばれる、メルボルンの中心地にある
シェアアパートの1室でした。
メゾネットタイプのお部屋で1階に個室が1つと共有のキッチンとリビング、
2階に個室が2つと共有のバスルームがあるお家でした。
ちなみに家賃は電気・水道・ガス・WI-FI込みでAUD$250/週。
当時はAU$1 = 90~93円くらいだったので、
1ヶ月で約 ¥93,000-くらいを支払っていました。
日本で一人暮らしすることを考えると、シェア生活でこの家賃は少し高めかな?と感じました。
また、シェアハウスで一緒に暮らす子は性別・国籍・性格含め
ホームステイ先同様にギャンブル要素が強いです。
ラッキーなことに、わたしが住んでいたお家は基本みんなが平和主義。
掃除も気づいた人がやるスタイルが上手い具合にまわっていたので
誰かと一緒に住むストレスはあまり感じずに、楽しく暮らせていました。
スーパーやマーケットが近く、自炊しやすい環境だったのと
フリートラムゾーンと言って、トラムと呼ばれるメルボルンの路面電車も
無料で乗り放題のエリアだったので、家賃以上の恩恵を受けていました。
お酒・ペットボトル飲料
日本ってお酒安かったんだ…!とメルボルン に住み始めてから衝撃を受けました。
外で飲むビールは大体1杯$10、カクテルだと$20程度が平均価格。
オージーはお酒飲むのが好きな人が多いイメージがあるので
「みんなたくさん経済まわしてるな〜」
と、ルーフトップバーで飲んでる時はよく思っていました。笑
あとはペットボトルのジュースも日本と比べると高いです。
500mlのお水のペットボトルは$2前後、
コンビニでコーラとかを買おうとすると1本$6くらい…!
もちろんスーパーとかでもう少し安く手に入れることもできるけど
渡航して最初は飲み物の高さに驚きました。
お菓子
残念ながら日本のように100~200円で気軽に買える
美味しいスナック菓子はあまり有りません。
ちなみに板チョコやクッキ、ポテトチップスなどは大体$3~6くらい。
ただ、量も日本のものと比べると大容量のものが多いので
グラムあたりの価格はあんまり変わらなかったりするのかな?と思ったり。
焼き菓子系は1つ$5、ケーキは$10前後のイメージです。
日本のコンビニスイーツのクオリティとコスパの良さは
世界でもトップクラスだと感じました。
外食
大体1食$20~25くらいが平均だと思います。
$15くらいで食べられると「このお店はお手頃価格だね〜」という感覚でした。
日本と比べるとボリューミーなお店が多いので、お持ち帰り用のプラ容器をもらって
残りをお持ち帰りする人も多いです。
洋服
これは正規のお店で買うとちょっと高い、という印象でした。
H&M・ZARA・UNIQLOなど日本人にもお馴染みのお店は沢山あるけど
日本での価格+$10~30くらいと少し割高です。
また、他のオーストラリアのブランドも
「この品質とデザインだったら、日本だったらもう少し安く手に入りそうだな〜」
という印象で、ショッピングセンターで洋服を買うことはほとんど無かったです。
ただ古着に抵抗がなければ、古着屋さんやマーケットで
可愛い服に沢山出会えるのがメルボルンの楽しいところ。
特にCamberwell Marketでは$5~$10で良い服に出会えることも。
たまにショッピングしてストレス発散してました。
卵
スーパーで買うと12個入りのパックで$4~5くらいのイメージ。
Queen Victoria Marketでは30個入りのトレーが$8で買えたので
ハウスメイトの子とシェアして購入していました。
本
これは海外あるあるかもしれませんが、日本のように文庫本サイズは存在していません。
基本的に単行本のみの展開。1冊大体$20〜25くらいのイメージでした。
(オプショップと呼ばれるリサイクルショップでは$1~の中古本もあります)
表紙のデザインは素敵なものが沢山あったけど、
作りは日本の本の方が凝っているものが多い印象でした。
むしろ日本の本は安すぎるのかもしれません…
わたしは値段よりも、本のサイズの大きさが気軽に読むにはハードルが高くて
日本の文庫本サイズがもっと世界に広まったら読書人口が増えそうなのに…
と勝手に思っていました。
(言語の特徴で本を小さくするのが難しいのかな?)
生花
お花がある生活ってなんだか自分に余裕を感じられるのが好きで
日本にいた時はお気に入りの花瓶に地元の花屋さんで切り花を少し買って飾る、というのをちょこちょこしていました。
メルボルンのお花はガーベラ1本で$5~7前後。
特にドライフラワーの花束とかだと$60のものとかもザラで
気軽に自分のためにお花を買うにはちょっと高いな~という印象でした。
安いと思ったもの
- 牛乳/豆乳
- 小麦粉
- にんじん
- オートミール
- 旬の野菜とフルーツ
牛乳/豆乳
乳製品大好き人間なので、牛乳/豆乳、あとはアーモンドミルクやオーツミルクも
日本と比べてお手頃価格のものが多くてうれしかったです!
もちろんモノによりますが、
・牛乳 $1.5/L
・豆乳だと$1~1.5/L
・アーモンドミルク $2~3/L
くらいの価格イメージでした。
ちなみに牛乳は2L~3L入りの日本ではまず見ないような大容量のボトルで売られていて
海外に住んでる感があります。笑
また、わたしはお腹が割と強いので特に何も問題なかったのですが
お腹があんまり強くない友人は
「オーストラリアの牛乳のむとお腹痛くなるので飲めない〜」
と言っていたので、日本の牛乳とは少し違うようです。
小麦粉
もちろんピンキリではあるけど、スーパーで1kg $1とかで買えるものが多いです。
なので、日本食間にが恋しくなった時は小麦粉で簡単手作りうどんを作って食べていました。
ちなみに手作りうどんは綺麗に麺を切るのは難しいけど
初心者でも簡単に作れるし何より楽しいので、海外在住の方におすすめです。
にんじん
なぜか異様に安いニンジン。
1kgで$1とかで売られていて、日本の半額くらいの印象でした。
体にいいし、日持ちもするのでニンジンは常備していました。
オートミール
オートミールも日本と比べると種類も多く、お手頃価格のものが多かったです。
わたしはよくスーパーで750g $2くらいのロールドオーツを買っていて
豆乳のオーバーナイトオーツにして朝ご飯によく食べていました。
また、オーストラリアの家には基本的に大きなオーブンが初期装備でついているので
普通の食べ方に飽きた時はオートミールクッキーを焼いておやつにしていました。
旬の野菜とフルーツ
これは日本と一緒で、旬の物は安くて美味しいですし
その土地の季節を感じられるので積極的に食べていました。
特にマーケットで野菜やフルーツを買うのがなんだか楽しくって好きで
乳製品とか調味料系以外は基本的にマーケットでお買い物していました。
夏はマンゴーが1個$1~2で売られていたり
巨大セロリが$3で買えたり
閉店時間ぎりぎりだと色んなものが投げ売りされていて
たまに小さなメロンが1玉$1で買えたり…
日本にはない野菜に挑戦してみたりと、面白美味しい経験が沢山できました。
おすすめのお買い物スポット。
- Coles
- Woolworth
- ALDI
- Queen Victoria Market
- South Melbourne Market
- Farmers Market
Coles / Woolworth
オーストラリアの2大スーパーです。
ちなみに住んでる場所と好みによってColes派とWoolworth派に分かれているような印象でした。
わたしはWoolworthの品揃えがなんとなく好きで、よく利用していました。
また、毎週水曜日1番お得に買える日なんだと友達に教えてもらってからは
基本的に水曜日に行くようにしていました。
ALDI
ドイツのディスカウントショップで、2大スーパーと比べると全体的に少し安いです。
プライベートブランドの商品も多いのかな?
ちなみに野菜とかお肉はマーケットや2大スーパーの方が新鮮なものが買えますが
お菓子・スイーツ系を買うならALDIのがお手頃価格で、美味しい物も多いしおすすめです。
また、わたしはALDIで買えるカッテージチーズ(500gで$4.5くらい)が好きで
リピ買いしてよくサラダに乗っけて食べていました。
あとは500gで$5くらいの破格のティラミスも有名!
とっても美味しくてつい食べ過ぎちゃう罪なデザートがALDIにはたくさんあるので危険です。笑
Queen Victoria Market / South Melbourne Market
Queen Victoria Marketは普段のお買い物、
食べ歩きとお買い物を楽しみたいならSouth Melbourne Market、という印象です。
特にVictoria Marketはフリートラムで気軽に行けますし
広いけどお肉・魚ゾーン、加工品ゾーン、野菜・フルーツゾーン、お土産ゾーンと
区分けが分かりやすくてお買い物しやすいと思います。
Farmers Market
これはサバーブと呼ばれる郊外で多く開催されています。
日本のファーマーズマーケットと一緒で生産者から直接新鮮な商品を買えるのが魅力的。
また、オージーと会話できる機会でもありますし、
地元のものを知れるのでタイミングがあればぜひおすすめのイベントです。
実際に暮らしてみて。
上手く選べば生活費はそんなに高くないかも?というのが正直な感想です。
特に食費と服飾費に関しては、工夫次第でいかようにもできるなと思いました。
わたしの独断と偏見による物価の話でしたが、少しでも誰かのオーストラリア生活の参考になれば幸いです。
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