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「手に負いたいもの」の話。

ミニマリスト生活

こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今日は海外でミニマリスト的生活を送っている中で「物を所有すること」「手に負いたいもの」について改めて考えてみたので、お話させてください。

ミニマリスト

海外移住の準備を始めてから早4年。

いつの間にか少ない物で生活するのが得意、というか当たり前になっていました。

正直、物を減らしていく途中の段階は
「これ本当に手放しちゃって大丈夫だったかな?」
「まだ使えるのに勿体ないかな?」
「いつか使うかも」
という言葉たちが脳内をぐるぐる回ってなかなか大変でした。

だけど、スーツケースとロンシャンバッグだけで引っ越しできた今になって分かるのは
あの時はわたしの手には負えない、
キャパオーバーのものを所有しすぎていたということです。

人によって心地の良い生活の規模感は違うと思いますが
今の所有している物の量が心地良くて、自分たちの生活にあっているなと思います。

手に負いたいものだけを所有する

ちなみにわたしはお買い物が好きなタイプ。
洋服もアクセサリーも鞄も靴もインテリア小物も大好き。

また、食玩やガチャガチャなどの役に立たない可愛い雑貨も大好きです。笑

洋服も基本はシンプルだけど細部にパンチが効いているものが好きなので
趣味嗜好としては決してミニマリストに向いているタイプではありません。

ただ、10代・20代で沢山のお買い物の失敗を経てきて、
自分の「似合うもの」「好きなもの」が分かってきた30代。

自分の手には負えないもの・負いたくないものが分かるようになって
わたしが「手に負いたいもの」だけを所有することで
少ないものでも楽しく暮らせるようになってきたように感じています。

そんなわたしにとっての「自分の手で負いたいもの」は
・主観的にも客観的にもわたしに似合っているもの。わたしらしいもの。
・今の自分の気分に対して、安すぎも高すぎもしないもの。
・どこでいつ買ったか覚えていられるもの。
・毎日身につけたいくらい好きなもの。
・あったらいいなじゃなくて、ないとダメなもの。

この5つです。

洋服や服飾小物、インテリア雑貨などジャンル問わず
買い物する時はこのポイントを必ず抑えるようにすることで
失敗が劇的に少なくなりました。

自分らしいもの。

無意識に手にとってしまうもの、集めていたもの、友達に似合うと言われたもの。
きっとそれらが今の自分らしいものなのだと思います。

「これが自分らしさだな」と分かるようになったきっかけは
実は大学3年生の時の課題でした。

それは夏休みの課題の1つで、休み明けの制作テーマである「Ritual -儀式-」に向けて
形式自由のスクラップブックを1冊作って「自分の趣味・思考から自分だけの儀式」を見つけてくるというものでした。

最初はなんとなく気になるもの・話題のデザイン・可愛いと思うもの・かっこいいと思うものを
無作為に集めて、貼り付けていった何てことのないスクラップブックでした。

ですが、後半にいくに連れて不思議と世界観がまとまっていっていて
それに頭の中も整理されていって、
「わたしはこういうものが好きで、こういう世界観が自分らしさなのか。」
と気づかせてくれた課題でした。

この課題がきっかけになって、少しずつ自分の好み・自分らしさの感度が上がっていき
お買い物の失敗が減っていったように思います。

ちょうど良いもの。

今の身の丈に合わないくらい高級なものだと使う度に緊張してしまうし
今の自分にはチープすぎる質のものだと大切にすることが難しい。

毎日使いたいくらい気軽に扱えるけど、長く大切にしたい。
ちょうど良い塩梅ものを常に探しています。

勿体なくて使えない、が一番勿体ないもんね。

愛着が持てるもの。

いま所有しているものは、いつ頃・どこで・いくらくらいで買ったものなのか
きちんと覚えているものばかりです。

愛着を持って大事に使っているからなのかな、と思います。

「あったら使えそう」と思って過去に買ったの物は、今はもう手放してしまっているし、
どこで買ったか覚えてないくらい愛着がないものが多かった気がします。

少ないもので満足度高く生活するにはどれだけ愛着を持っているかがとても大切な要素だと思います。

執着があるもの。

わたしは買ったものは明日すぐにでも使いたい派。

ちなみに気に入った食べ物は1日3食でも全然OKだし
お気に入りTシャツは本当は毎日着たいし
好きになった音楽は狂ったようにリピートするタイプです。

また、毎日使いたいくらい好きなものはボロボロになるまで愛用できるし
そういうものを買う時ってまず迷わないので、執着って大事だなと思いました。

「迷ったら買わない」はミニマル生活の正義だと信じています。

他に代わりが利かないもの。

多くのミニマリストさんが言っていることの1つに
「専用の元を持たない」があると思います。

(例えば洗剤はお風呂掃除にもトイレ掃除にも使えるやつを買うとか、アボカド専用カッターとかのニッチな商品を買わないとか。)

わたしもできるだけ物を増やさないように、兼用できる物を日々使うようにしていますが
「他に代わりが利かない物」は買ってもOKと自分の中で決めています。

これは機能面かメンタル面どちらかで他に代わりが見つからなければOKというゆるルール。

特に洋服は「機能面」だと被っているけど
「メンタル面=可愛さ・カッコよさ」は今持ってるものと全然違う!
と思えたら、たとえ人から見たら同じように見えるものでも買ってもOKにしています。

工夫することを楽しむ。

一見ゆるそうに見えるわたしの5つのお買い物ルールですが、
全部満たす物を探そうと思うと結構大変で
「自分の手で負いたいと思うもの」は意外と簡単に増えません。

だからこそ、あるものでどうにか出来ないかと工夫する楽しさを見つけることができました。

例えば、少ない服を組み合わせやアクセで気分を変えて来てみたり、
気に入る収納ボックスが見つからなかったらお気に入りの紙袋で代用してみたり。

また、今はネットで無限にアイデアを拾うことができますし
無いなら無いでなんとかなるものです。

今あるもので工夫してみるのって、子どもの頃に夢中になってた工作の時間感があって結構たのしいのでおすすめです。

 

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