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ミニマリストの海外引っ越し。

ミニマリスト生活

こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今日はミニマリストの海外引っ越しについて実体験をお話させてください。

ミニマリストであることのメリットの1つが、とっても身軽なこと。
おかげで海外への引っ越しも荷解きも簡単でした。

ミニマリストの海外引っ越し。

40

これがなんの数字かというと、実はわたしの海外引っ越し時の荷物の重さなんです。

預け入れのスーツケース1個と機内持ち込み用のボストンバッグ合わせて約40kg。
この荷物だけで日本からメルボルン、
メルボルンからシンガポールへと引っ越してきました。

そのため、友人には「本当に1年間住んでた?ただの海外旅行じゃん。」とよく驚かれました。

ちなみに当時の選ばれし荷物たちはこちら。

ミニマリストの海外引っ越し。わたしの荷物のイメージ。

スーツケースの中身

スーツケースは90Lの海外長期旅行用のものを愛用しています。

・冬用トップス 2着
・春秋兼用トップス 4着
・夏用トップス 4着
・オールシーズン用のボトム 6着
・下着類 5セット
・靴下/タイツ 各1足
・化粧ポーチ
・スキンケア用品
・トラベル用ジュエリーボックス
・送別の時にもらったギフトたち(クオッカぬいぐるみ・オルゴール・T2の紅茶など)
・カバン(ナップサック・小さめショルダーバッグ2つ)
・靴(ペタンコパンプス2足とスニーカー1足)
・日本のニトリで買った折り畳める洗濯物干しと洗濯用ネット
・シルバニアのネコの赤ちゃん
(渡豪の時に、会社の後輩が荷物にならない癒しグッズとしてくれた。笑)

機内持ち込み荷物の中身

ロンシャンナイロントートの大きいもの愛用しています。

・ノートパソコン
・Philipsのウォーターボトル
・日本から持ってきた文庫本2冊
・ノートと筆箱
・冬物コートとトレンチコート

ちなみに日本の実家には
・卒業アルバム
・今までもらった手紙
などの思い出グッズが入ったIKEAの収納BOXが1つあるだけで
上記の物たちが今のわたしのほぼ全持ち物です。

ミニマル生活のきっかけ。

ミニマリスト界隈の方からするとあるある話だと思いますが、
わたしは、元々は物が多いタイプです。

服はいっぱいあるのに着たい服がない
勿体なくて捨てられない
コレクション癖がある etc.
ミニマリストとは真逆の性格で、沢山のものに囲まれて暮らしていました。

劇的に持ち物が少なくなった機会は今思うと2回。
1つ目の転機は20代半ばでの実家の引っ越し、
2つ目の転機はパートナーとの結婚 兼 海外移住が決まったことでした。

どちらも物理的にわたしの生活スペースが狭くなった時で、
物って少なくても生きていけるんだな〜と体感した時期でもありました。

その当時は本も洋服も沢山持っていたし
どれも手放せないって本気で思っていたし
いつも欲しいものでいっぱいだったけど
いつの間にか自分に必要なものの線引きが少しずつ上手くなっていて、

前の実家から今の実家に引っ越す時は何箱もの段ボールに自分の物を詰め込んでいたけど
2つ目の転機になった、実家からパートナーの住む家に引っ越す時は
「旅行用の大きなボストンバックに必要最低限のものだけ詰めて持っていく」
という旅行スタイルでの超身軽な引っ越しができるようになっていました。

(これは実家と引っ越し先がそんなに遠くなくて、よく実家に遊びにいってたから引っ越し後も気軽に忘れ物がと取りにいけた環境だったことも大きいけど。)

あったらいいかも、はなくてもいいもの。

ミニマル生活で一番大切なのは「あったらいいかも、は なくてもいいもの。」というマインドだと個人的に思います。

実はこの言葉、日本で会社員していた時に上司に言われたこと。

当時のわたしの職業はプロダクトデザイナー。
作っていた物は医療機器とか、環境を良くするものとか、人のため・世の中のために
必ず必要な物たちではなく、嗜好品の一種でした。

ある日、締め切りにどうしても間に合いそうになくて、
今思えば超絶ぬるいデザイン案を上司に提出した時に
「なんでこのデザインにしたの?」
「あったらいいかもレベルのものは無くてもいいものだから売れないよ」

とズバッとぶった斬られたのが超衝撃で、今でも忘れられない
その後の仕事と生活に大きな影響を与えてくれたと言葉になりました。

ミニマリスト的考え方

それ以降、たとえ数百円の物でも新しい物を買う時は
「これはどのレベルで欲しい物なんだろう?」と自問自答する癖がついて、
「あったらいいかもはいらない物、悩んだものは一旦買わない」という自分ルールができました。

かと言って、嗜好品を全く買わないわけではありません。
一目惚れしたオブジェとか洋服、アクセサリーは
「これはこういうところが大好きで、わたしの生活を豊かにしてくれる物!」
と人にプレゼンできるくらい気に入ったものは買ってもOKというルールも設けているので
うちには大量のタツノオトシゴグッズが隠れています…笑

それでも未だに「この買い物は失敗だったな~」と思うこともあるので、日々精進中です。
(わたしのモノ選びの基準はこちらからどうぞ。)

判断力の訓練。

1つ目の転機では、どうやったら物を減らせるのかメソッドを知りたくて
本を読んでみたり、ミニマリストの方のブログ読んだりしながら
自分に合う片付け法を探すべく色々な方が編み出した方法に挑戦していました。

その中で一番効果があったなと思うのは
「持ち物を全部出して、自分が持っている物の総量を把握すること。」

ちなみに、これはこんまりさんを筆頭に、数多くのミニマリスト・整理収納アドバイザーの方がオススメしている方法です。

普通に生活していると、自分が何をどれだけ所有しているかって意外と把握できていなくって、

いざ全出ししてみると、「こんなの持ってたんだ!」と忘れ去られた遺物だちが発掘されることもしばしば…。特に調味料とか冷凍食品とかは忘れがち。

忘れてたものって無くても生きていける物の代表でもあるので
今でも定期的に全持ち物の総量を把握する時間を作
遺物が生まれないように、今自分が何を所有しているのか確認するようにしています。

全部一軍。

服とか靴を沢山持っていた時は、いつの間にかお気に入りレベル一軍と二軍に分かれてしまって
残念ながら二軍落ちしてしまったものは出番があまりないまま途中退場…
なんてことも正直よくありました。

物が少なくなってからは必然的に全部一軍のものばっかりになって
「服はあるのに着る物がない」なんて状況がすっかりなくなりました。

特にワーホリ中は物を極力増やさないように心がけて生活していたので
久々に靴下とかヒートテックか、穴が空くまで着倒すことができました。

あとは好きポイントを誰かにプレゼンできるくらい気に入って買った物たちだから
毎日身につけていてテンションが上がります!

また、環境の違い・言葉の違いでストレスが溜まりやすい海外生活では
いかに自分で自分のテンションを上げていけるかが超重要だと思います。

そのためのツールとして洋服やメイク・アクセサリーを上手く使うことは
誰でも簡単にできますし、とってもおすすめです。

海外への引っ越し。

わたしもミニマリスト寄りだけど、実はパートナー方がもっとミニマリストに近くて
コンパクト夫婦として生活しています。

彼の場合、まずあんまり洋服に興味がないので服は仕事で着るスーツ+土日に着る私服2〜3セット。
あとは必要最低限の生活用品・仕事で使う書籍やPCなどで、
実は彼もスーツケース+手荷物のバックパックという40kg以下の荷物で日本からシンガポールに引っ越してきました。

子どもがいたり、仕事によっては少ない物で生きることはストレスかもしれないけど
今の時代、現地で必要なものはなんでも揃いますし
Amazonもあるし、
夫婦2人暮らしであれば飛行機で運べる荷物の範囲内で引っ越しすることは充分可能だということが分かった、わたしの体験談でした。

あんまり参考にならないかもしれませんが…
わたしのコンパクトな海外引っ越しの経験談がこれから海外移住する方のお役に少しでも立てば幸いです。

 

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