こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今日はミニマリスト的モノの減らし方、中級編をお送りします。
どこに住んでいてもやっぱり楽しいお買い物。
日本国内外問わず、特に生まれ育った場所とは違う土地では食材や日用品の買い物ですら全てが目新しくて、ついつい財布の紐が緩みがち。
気が付いた時には「なぜだか荷物が増えてる問題」は国籍関係ない人間の悩みの1つだと思います。
今日は入門編に引き続き、
3カ国間の引越しをスーツケース1つとナイロントートだけで乗り切った
わたしが実践していた物の減らし方についてお話したいと思います。
物を減らすフローはこんな感じ。
①いらないものを手放す
難易度★☆☆☆☆
↓
②用途が被っているものを手放す
難易度★★★☆☆
↓
③実は無くても平気なものを手放す
難易度★★★★★
今日は ②用途が被っているものを手放す について書いていきたいと思います。
用途が被っているものを手放す
難易度★★★☆☆
初級編で要らない物・1年以上使っていない物が減らせたら、
次は使ってはいるけど、用途が被ってる物たちの番です。
残っているモノたちでお気に入り度合いトーナメントを開催、
各ジャンルの自分の1軍・最強布陣を決めていきます。
ここで言う「用途が被ってる」というのは
・白いTシャツ
・コート
・マグカップ
・本
というアイテム別のジャンルで考えるのではではなく、
・平日に着る洋服
・寒い時の防寒アイテム
・飲み物用のアイテム
・趣味のもの
という目的別のジャンルで考えることが大切です。
目的別でジャンル分け
物が多いうちはアイテム別に考えていても片付けを進めることができますが
ある程度進むと行き詰まってしまうと思います。
例えば、「白いTシャツ」
アイテム別のジャンルで考えていると、白Tが最後の1枚になった時
それ以上物を減らすことは不可能です。
ですが、「平日に着る服」という目的別のジャンルで見た時に
そもそも自分の生活には白Tがいらなかった…!ということに気付くことが出来るかも。
「マグカップ」も「飲み物用」というジャンルでみたら、タンブラー・水筒1つで用途をまかなえるかもしれないし、
「本」も「趣味」というジャンルでみたら、もしかしら手放して電子書籍化した方が自分の生活に合っているかもしれません。
過去の失敗談
かくいうわたしも昔はアイテム別にジャンルを考えていました。
例えば洋服を買う時も「カラーアイテム持ってないから、1枚は持ってた方が良いよね。」
「柄物トップス持ってないから1枚は持ってた方が良いよね。」
と、今思えば自分には必要のない物を、アイテム別ジャンルの空席を埋めるために買ってみては
結局あんまり着ないで処分する…という勿体無いことを繰り返していました。
ちなみにわたしはモノトーンの洋服ラバー。
いま持っているたった6着の夏用トップスのうち2枚が白Tです。笑
(なんなら6枚中5枚が白。)
他人から見たら同じような白Tでも自分的には用途が違うので、
どちらも同じくらいの頻度とお気に入りレベルで愛用しています。
最初は難しいけれど、「他人基準」「一般論」ベースでは無く、自分の生活スタイルを基準に目的別に自分の持ち物を見直してみると、「実は中でも困らなかった」物が見つかりやすいと思います。
お気に入りトーナメント
沢山のものを所有していても何となく、好きな物・気に入っているものってあるはずで、例えば日々使っているタオルとか、マグカップですら何となく手にとってしまう「お気に入り」が誰しもあるのでは?と思います。
そういった「お気に入り」さえ所有おけば、他のものは無くても案外生活には困りません。
時間は掛かるけれど、少しずつ「お気に入り」以外の2軍落ちしてしまったアイテムたちを手放すことで、少ない物でも満足に生活することができます。
このお気に入りトーナメントもアイテム別では無く、用途別に。でも一度にやると疲れちゃうので今日は「趣味」ジャンルだけ、と少しずつ進めていくことがおすすめ。
ミニマリスト化は1日にしてならずです。
選抜は3択から。
圧倒的にお気に入りレベルの差がある場合は、トーナメントの優勝アイテムを選ぶのってとっても簡単です。ただ、違いが僅差の場合、2択から正解を選ぶのってとってもストレス。
ストレス状態が続くと片付けを途中で諦めたくなってしまうので
「逃げ道の選択肢」を作ってあげることが大切です。
片付けはしなくても生きていけるので自分に甘く、
長くゆるく続けていこう、がわたしのモットーです。
逃げ道の選択肢
「逃げ道の選択肢」の大切さに気づいたの販売員経験から。
わたしは以前、日本でプロダクトデザイナー兼店頭での販売スタッフとして働いていたので、
迷っているお客様と対話をしながら、「どのアイテムがお客様が1番好きで、欲しい物なのか」を一緒に探して、成約に繋げることがミッションでした。
「AとBだとどちらが好きですか?」という質問だと、お客様は無意識に買わされる!と感じてしまって、「今日は決められないので、また今度来ます~」と接客が終わってしまいがち。
自分の接客力に伸び悩んでいた時に先輩から貰ったアドバイスが「3択から選んでもらう」でした。
2択から好きな物を1つに絞るのってとっても難しいけど、
3択から1つ、「この中での最下位はコレ。」と選ぶことって結構簡単なんです。
これを繰り返していくうちに自分の中で物を選ぶ判断基準が確率していって
最後の2つになった時もそこまで苦しまずに決断できるようになっているはずです。
「用途が被っている物」を沢山もっていると、その中から入門編で片付けたはずの「1年使っていないもの」が復活しがち。
このサイクルを繰り返さないために定期的に「用途が被っていないかな?」とチェックする時間を設けると、物の増え過ぎを防ぎやすくなるのでオススメです。
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