こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今日はわたしが考える、ミニマリスト的モノの減らし方についてお話させてください。
「いつのまにかスーツケース1〜2つ分くらい荷物が増えてた…!」
という子たちに、メルボルンでのワーホリ中は沢山出会いました。
気が付いた時には荷物が増えてる問題は国籍関係ない人間の悩みの1つだと思います。
わたしたち夫婦はいま、永住権を持っていない国に暮らしています。
1年後・2年後どこで何をして暮らしているか分からないですし、
同じ場所にずっと住み続けたい、という思いも正直そこまでありません。
「いつか引っ越す」前提で日々生きているため、
沢山のものを所有できない環境にいるということも理由のひとつですが
5年前の自分と比べるとモノを減らすのが随分と上手になったように感じます。
今日は、3カ国間の引越しをスーツケース1つとナイロントートだけで
乗り切ったわたしが実践していた物の減らし方についてお話します。
フローとしてはこんな感じ。
①いらないものを手放す
難易度★☆☆☆☆
↓
②用途が被っているものを手放す
難易度★★★☆☆
↓
③実は無くても平気なものを手放す
難易度★★★★★
今日はまず ①いらないものを手放す についてお話させてください。
いらないものを手放す
難易度★☆☆☆☆
「いらないものを手放す」は一見すると簡単そうですが
実はいらないものってざっくりしていて判断がとっても難しいです。
そのため、わたしは
「1年以上使っていない物=今の自分の生活スタイルには不要なもの」と定義して
「要らないもの」がどんな物なのかをすぐ判断できる基準を作ってみました。
ちなみに人間は1日に大小合わせて最大で35,000回もの事柄を決断しているそうです。
決断疲れは良い結果を生まないと思うので、
なるべく考えずにモノを減らす仕組みを作っていくとこも
ミニマルライフを楽しむためのコツなように思います。
また「1年使っていないものを手放しましょう」というのは
お片付け系の書籍やブログに必ず書いてある鉄板tipsの1つかと思います。
実際、1年使っていなかったものは次の1年もたいてい無くて問題ないものなので
サクッと手放すようにしています。
要らないもの代表1:紙類の手放し方
こまめに見返してみる。
特に溜まりがちな書類。
年1の整理だと大量すぎて、いちいち内容確認して処分するのが面倒くさくなって
そっと放置しておく…という未来しか見えないので、
少なくとも半年に一回、出来れば3ヶ月に1回は処分するようにしています。
集まりがちな紙袋もこのタイミングで処分しています。
わたしの紙袋ストックの定数は5〜6枚。
これくらいあれば友達に何か渡したりとか、職場に何か持ってく時とか、
困ることはないかな〜と個人的には思います。
ちなみにメルボルンの語学学校時代にもらった教科書やプリントは全て処分してきました!
もうFCEの試験受けることもないだろうし、
文法やボキャブラリーでつまづくことがあればググればいいし、
何より貴重な荷物の重量を紙物に使うわけにはいかなかったので、迷わずほぼ全捨て。
今も手元にあるのは試験の合格証書と
最後に受けたライティング模試の先生のお手紙付きのプリント1枚だけです。
勉強系のプリントってなかなか処分しにくいけど、
「いつか復習するかも」のいつかは基本的にやってこないので(笑)
1週間以内に復習に取り掛からなかったものはすぐ処分するようにしています。
大切な気がする書類の処分方法
なんだか大切そうな気がする書類(そういうものって何故かありますよね)がある時は
その部分だけiPhoneのメモ機能に入力もしくは写真に撮って残しています。
(でも大体その写真も見返さないので、あくまで安心するためのお守り的行動です。)
ちなみにわたしのメモ帳はこんな感じです。
これは語学学校のプリントを処分するときにメモ帳です。
(Iphoneのメモはハッシュタグ検索ができて便利)
また、美術系学校卒なら大量に持っているであろう、受験期に死ぬほど描いたデッサン類や在学時に溜まりに溜まったエスキース帳なんかも、もうこの先の人生で見たい日はこないだろうな〜っと思ったので潔く全て処分してしまいました。
会社員してた時のデザイン画も同じく処分済み。
アイデアノート兼仕事メモとして使っていたノート数冊だけ実家にとってある状態です。
デザイン画はまた描けばいいけど、アイデアは過去の蓄積から閃くこともあるかな〜と思って捨てられず、まだまだプロミニマリストへは先が長いです…笑
要らないもの代表1:洋服の手放し方
1年着なかったものは今必要ないもの。
今はもはや1年着てない服が発生するほどの枚数を持ってないけど、
ミニマリスト化を目指して片付け始めたばかりのときは、まだまだ洋服もたくさん持っていて、せっかく買ったのにあんまり来てない服も正直ありました。
洋服は基本的には消耗品。
1年着なかった服を次の年に着たくなることってあんまりないと思うので
「1年」というのは要る・要らないを判断するのにちょうど良い期間な気がします。
また「高かったから着てないけど捨てるの勿体無い」洋服もとっておいても着ないので潔く手放していました。
正直心は痛いけど、「買った瞬間は素敵な自分になれる夢を見させてくれてありがとう」と
感謝を込めてメルカリやZOZOの買取サービスへ。
片付け当初の量があった頃はメルカリの出品準備をしている間にやる気が薄れていってしまうので
売却額が下がりますが、さくっと終わるブランディアなどの郵送買取サービスやセカンドストリートなどのリサイクルショップ にもお世話になりました。
言語化の力
この時に「なんで着なかったのか」を言語化しておいて、次の買い物に生かすことも大切です。
・素材やお手入れが原因だったのか
・色や形が自分に似合っていなかったのか
など自己分析して、メモ魔なわたしはIphoneのメモ帳によく記録していました。
また、わたしは洋服もアクセサリーも自分の気分を高めてくれる、ある種の武装のようなものだと思っているタイプ。
なので、身に着けていても戦闘力が上がってないな〜と感じるようになったアイテムは思い切って手放して、今の自分にもっとあった武装品を探すようにしています。
(基本は 1in1out で物が増えすぎないように気を付けています。)
お気に入りの使用頻度を上げる
最初は「まだ使える、けれど自分にとっては不要品」を手放すのって正直勿体ないし、
罪悪感も感じるけど、一歩踏み出してしまえば意外とサクサクできたりします。
個人的なオススメは溜まったDMやプリント類の整理をとっかかりにすることです。
要らないものを全て手放せると気分も部屋もスッキリして気分が良いですし、
何より自然とお気に入りアイテムの使用頻度が上がるので、日々の小さな幸福度を上げることができます。
わたし、お笑い芸人のみやぞんが大好きなんですけど(突然)
以前彼がテレビで「自分の機嫌は自分で取らなきゃ」的なことを言っていて、
今でも上手くいかなかったりイラッとしちゃった時にはみやぞんの言葉をを思い出すようにしていて、
片付けをして「日々の幸福度を自分で上げる」ってこの「自分の機嫌は自分で取る」にすごく役立っているなと感じています。
特に海外生活中って言葉の壁だったり、文化の壁だったり、予想外の出来事に振り回されたり
日本での生活とはまた違ったストレスを感じる瞬間も沢山あると思います。
そんな時、もしかしたら「片付け」という一見すると何ら関係ないようなことが、明日の自分の機嫌をとってくれるかもしれません。
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