シンガポールでタイガービール工場見学。

こんにちは、otoshigo（@32.journey）です。
みなさまタイガービールを飲んだことはありますか？

青い缶と虎のマークで有名なシンガポールのビール・タイガービール。
シンガポールでは工場見学ツアーが誰でも気軽に楽しめます。

シンガポールで何か面白いアクティビティがないかと探していた時、
偶然タイガービールの工場見学ツアーを発見したので参加してみました。

日本にいたころは「ガッチリマンデー」とか「ジョブチューン」とか企業の裏側紹介系のテレビが大好き。
コロナ前は工場見学も好きで何度か行ったことがあったので行く前の期待値もかなり高かったのですが、結論から言うとビール党には最高のツアーでした！

在住の方にも旅行者の方にも全力でオススメしたい工場見学ツアーだったので
今回はわたしの体験記をお話させてください。

Tiger Beer Brewery Tourとは？

シンガポールで製造・販売されているビール、タイガービール。
歴史や製造方法を学べる1時間半程の工場見学ツアーです。

実は製造元のAsia Pacific Brewerirs社はあの有名なハイネケン社との合弁会社なんだそうです。
1931年から続く老舗のシンガポールのビール醸造所です。

ツアー開催時間

・平日は13:00 / 15:00 / 17:00 の１日３回
・土日は13:00~17:00の間で１時間毎
と工場見学ツアーは毎日開催されています。

シティからは少し遠いですが、旅行中の方でも参加しやすいツアーだと思いました。

ちなみに最寄り駅までは電車、駅からバスで工場の目の前まで連れて行ってくれます。
シンガポールの公共交通機関は日本と同様に正確で、かつ割と分かりやすいので在住者でなくても迷わずに辿り着けると思います。

また、最寄りのJoo Koon駅にはフードコートもあるので
ツアー前後にご飯を食べることもできますよ！

予約方法

わたしはシンガポールエアラインが運営している、
アクティビティ予約サイト Pelago経由で予約しました。

初回利用クーポンが貰えたので10%オフでツアーに参加できてラッキーでした。

また、Pelagoでは他にも美術館やセントーサ島でできるアクティビティ類のバウチャーも
取り扱っているので、旅行前に１度チェックしてみることをおすすめします！

今回はお酒が飲めるツアーなので、IDの提示が必要だとメールで受け取っていたバウチャーには記載がありましたが、当日は特に確認されなかったです。
（でもわたしの前にいた団体さんは確認されているようでした。不思議。）

ツアー体験記

ツアーの全体の流れ

・ビジターセンター（ギフトショップ併設されているギャラリー）で、タイガービールの歴史の説明
・屋外の小さな小部屋でビール作りの材料についての説明
・ビール工場内での見学（ビール自体の製造工場とパッキングの工場の２箇所）
・お土産購入タイム
・併設のラウンジバーで試飲/軽食タイム

という流れで、集合からお土産購入タイムまでで約1時間半ほど、
ラウンジバーでの試飲/軽食は好きなだけ楽しめます。

ビジターセンター

最初のビジターセンターではガイドさんの説明と映像でタイガービールの歴史を知ることができます。
室内にはモンド金賞をはじめ、様々な賞を受賞してきた証であるメダルやトロフィーなどが飾られていました。

（ネタバレになるので詳細は控えますが、ここでガイドさんのお名前をちゃんと覚えておくと後々良いことがあります！笑）

過去に使用されていたビール瓶やグラス、オリジナルグッズも沢山展示されていて
かなり見応えがありました。
デザインがどれも可愛かった〜！

タイガービールの原料

ビジターセンターの次は屋外に出て、案内された工場の一角、
小さな小部屋の中でタイガービールの原料についての説明を受けることができます。
（写真は小部屋の前にあった巨大タイガービールのオブジェ。）

ちなみに意外と知らないビールの作り方。
国によって酒税法等が異なるため、若干の違いはあるようですが
・麦芽（苦味や香りの素）
・ホップ（コクや色味の素）
・水（喉越しや深みの素）
・酵母（ビール作りの仕上げに必要不可欠）
が４大原料とされているそうです。

これらの種類の違いや配合によって、様々な味のビールが世界中で生み出されています。

また、工場見学ツアー内では、「麦芽」と「ホップ」の香りを試し嗅きすることができます。

言葉で表現するのは難しいけど、確かにどれも香りが違っていて
まだ原材料の段階なのにビールらしい香りがして驚きました。

ちなみに世界最古のビールは紀元前3000年前の「シカル」と呼ばれるもの。
当時のピラミッド建設に関わった者にはビールが支給されていた、という史実もあるそうです。

遥か昔から人間を魅了してきた面白い飲み物だな〜としみじみ思いました。

工場内の見学

原材料について学んだ後は、タイガービールの工場内へ。
工場内は撮影禁止になっていたので、外観だけ。

ビール自体を製造している工場とパッキング工場の２見学ができます。
工場、とはいえ見えるのは銀色の大きなタンクばっかりで、正直そんなに面白い光景では…笑

ちなみに工場内は窓がなくてとっても蒸し暑かったです。

ざんえんながらパッキングの工場内もわたしが参加した回のツアーではあんまり稼働しておらず
想像していたThe 工場見学！とは違いましたが、良い経験になりました。

もしかしたら平日のツアーに参加した方が、もっと稼働している様子が見れたのかな？

その後はビールサーバーが設置されている別室に移動。
美味しいビールの注ぎ方をガイドさんがレクチャーしてくれました。

ここでガイドさんがいくつかクイズを出してくれて、正解者にはガイドさんが美味く注いでくれたビールをプレゼントしてくれます。

クイズは全部で３問。
２問目以降は正解者が自分でビールを注いで飲める、という正解者特典付きです。

ネイティブの英語のガイドツアーの内容を理解するのって大変だし、
ましてや聴き慣れていないシングリッシュ。

より難易度が上がるけど、全て今までのツアー内容を真面目に聞いて、内容を覚えていれば分かる問題だったので、ぜひ参加される方にはこのクイズ、挑戦してもらいたいです。
（わたしは覚えてなくて惨敗でしたが。笑）

お土産タイム

ツアー終了後は最初に説明を受けたビジターセンターに併設されているギフトショップでのお土産購入タイムがちゃっかり用意されています。笑
ギフトショップはタタミ２畳分くらいのこじんまりした空間でした。

アイテムとしては定番のキーホルダーやTシャツ・ポーチをはじめ、ビール工場らしい栓抜きやビアグラスのセット、後はタンブラーやコースターなども販売されていました。

Tシャツもグラスセットも$20くらいで全体的にそんなにお高くなかったです。

こういうギフトショップって「今を逃したら買えない補正」と「旅のお土産補正」でなんだか無性に欲しくなっちゃうけど、自称ミニマリストなので頑張って自重してきました。。

メインイベント・試飲タイム

見学の後はお待ちかねのビールの試飲タイム！
併設されたラウンジバーでビールをいただくことができます。

最初の１杯は写真の通り、フルサイズのタイガービールがいただけます。

その後、ツアー開始前に配布された５枚の試飲ビール引き換えチケットを使うことで
メニューにある10種類以上のビールから好きなものを選んで、好きなペースで試飲を楽しむことができます。

このラウンジバー自体、とってもお洒落な空間。
居心地がよかったので、ビールを飲みながらなんだかんだ２時間くらい滞在しちゃいました…笑

また、配布されたチケット以上に飲みたい方は1杯$4という破格の値段で
フルサイズビールを購入することができます。

ちなみに有料ですが$10くらいからチップスやハンバーガーなどの軽食もあるので
軽く食べながらビールを楽しむことも可能です。

ちなみに無料でおつまみとしてスナックがもらえて、わたしたちはそれで十分でした。

ハーフサイズといえど一杯125mlあるそうで
フルサイズ１杯とハースサイズ5杯で帰る頃にはほろ酔い状態でした。笑

試飲可能なビールは定番のTiger Beerをはじめ、ハイネケンやエーデルワイス、
クラフトビールも黒ビールなど多種多様なビールの飲み比べが可能になっていて
普段自分だったら買わないような黒ビールとか
名前は知ってるけど飲んだことなかったクラフトビールに挑戦できて大満足でした！

ツアーに参加してみて。

帰り際には１人１本、瓶ビールのお土産までいただいちゃいました。

海外で工場見学に参加するのは初めてで遠足的なワクワク感も楽しかったし
何よりお酒の高いシンガポール。
$25でビールも飲めて工場見学もできるのとってもお得なツアーだったので、ビール好きな人にはぜひ一度参加してみて頂きたいツアーだと思いました。

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2023.04.10

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