こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今回はわたしなりのケンブリッジ英検の対策法をまとめてみたので、シェアさせていただきます。
関連記事はこちらからどうぞ。
・ケンブリッジ英検とは
・UoE編
・Reading編
・Speaking編
・Writing編
(Listening編に関しては追ってまとめていく予定です。)
ケンブリッジ英検B2First FCE
わたしはワーホリ期間中で通える4ヶ月の語学学校生活中の最初の3ヶ月間でケンブリッジ英検 B2First・FCEの対策コースを受講。
実際に試験を受けみて、ギリギリ合格することができました。
日本ではまだあまりメジャーじゃない試験ということもあって、
わたしが受験した時は、テスト勉強対策情報が日本語ではあんまり見つけられず…
自力で試行錯誤するしかなくて大変だったので、今日はわたしがやって良かったと思うFCE受験対策の話をしたいと思います。
これから受験される方の参考に少しでもなれば幸いです。
B2 First FCE とは?
難易度
わたしが受講したB2 First(FCE)は、TOEICで760点・IELTSで5.5~6.0相当レベルなのですが
実際の体感としてはTOEIC 760よりも大分難しく感じました。
その理由は「正解を見つける」問題ではなく自分で「正解を考える」必要があるから。
リーディングもリスニングも記述式の出題が多く、選択式の問題ですら
自分で「正しい英文を考えて使う力」が求められる問題ばかり出てきます。
ボキャブラリーや文章の読解力はもちろん、
スペルが正しく書けるか
単数形・複数形・時制が正しい英文が書けるかなど
基礎がちゃんとできてないと点が取れない問題が多く、かなり苦労しました…。
テストの構成
B2 first/FCEのテストは下記の5つのパートから構成されています。
- Use of English
- Reading
- Listening
- Writing
- Speaking
ちなみに
・Use of English(通称:UoE)
・Reading
が1つの筆記試験にまとめられていて、全部で52問・75分の試験です。
また、かなりボリューム満点なテストなので、英文を読むのが相当早くない限りは
時間配分をよく考えておかないと解き終わりません…。
自分が設定した時間内に解けなければその問題は諦めて
適当な英語を入れておく・マークしてどんどん進んでいくべし。
特に後半のReadingパートは、時間をかけてちゃんと読めば点が取れる問題になっていて
配点も大きいのでUoEで時間を使いすぎてしまうのはもったいないです。
おすすめの時間配分
わたしが実際にやってみて良かった時間配分はこちら。
- Part1 : 5分(全8問・1問1点)
- Part2 : 5分(全8問・1問1点)
- Part3 : 5分(全8問・1問1点)
- Part4 : 5分(全6問・1問2点)
- Part5 : 20分(全6問・1問2点)
- Part6 : 20分(全6問・1問2点)
- Part7 : 15分(全10 問・1問1点)
このうち Part 2 から Part 4 がUse of Englishのパートになります。
また、人によってはPart5の長文Readingから解き始める人もいたけれど
わたしは解き忘れが怖かったのでPart 1から順番に片付ける派でした。
※Part1もUse of Englishに含まれるという情報も見たことがあるのですが
わたしは学校でPart1はReadingに含まれると教わったため
当ブログではそのように区分しております。
Use of English対策法
Use of English、通称 UoE。
ボキャブラリーと文法の理解力を試されるセクションです。
合格のボーダーは 18/24、約60%取れればOKです。
(ただこの6割の壁が分厚くて、何度涙したことか。。)
ちなみにケンブリッジ英検は5つのテスト、全ての合計点が60%超えていれば合格になります。
例えばUoEが壊滅的でも他のWritingとかSpeakingで不足分は補えればOK!
UoEは勉強すればするだけ点が取れる確率が上がるパートではあるけど
必要な知識の範囲がめちゃくちゃ広くて心折れがちなので
いかに効率よく、そして確実に勉強していくかが大切だと思いました。
個人的なUoE対策のポイントはこの3つ!
・教科書に出てくる句動詞をちゃんと覚える! → (Part 1 )& 2 & 4 対策!
・「Phrasal verb ◯◯」で画像検索する → (Part 1 &) 2 対策!
・類義語/対義語を一緒に確認する癖をつける → Part 3 対策!
ちなみにFCE対策におすすめの無料辞書は Cambridge Dictionary +plus
会員登録が求められるけど、Googleのアカウントを持っていればログインできますし
広告も少く、対義語・類義語も一緒に確認しやすくて使いやすかったです。
Part 1
Part1で問われるのは
・Idiom
・Collocations
・Phrasal verbs
・Fixed phrases
などのボキャブラリー。
4択問題になっていて、
文脈に沿った正しい単語が使えるか
適切な前置詞を知っているかなど
日頃どれだけ自然な英語に触れてきたかを試されるような問題になっています。
Part 2
Part2で問われるのは 文法と語彙、特に正しい前置詞・代名詞・関係詞を使えるかどうかの知識。
記述問題になっていて、( )の中に1単語、最も適切なものを解答します。
Depend (on)や、(in)terms of などの決まった表現の前置詞を空欄に入れる問題と
関係詞 Where / who / which を入れる問題は必ず出ます。
あとは it や the が正解の確率も高かったです。
Part 3
Part3で問われるのは単語の応用ができるかどうか。
短い文章を読んで、( )に与えられている単語を適切な形にして記述する問題です。
このパートでは、文脈からどんな品詞が入るのか考えて回答する必要があります。
ちなみにeasy → easily などの簡単な問題もあれば
able → ability や long → length などのちょっと変化球問題もたくさん出てきます…。
また、100%ではありませんが、8問中1問は
possible → impossible のようにネガティブに変化させる単語も頻出します。
知っていれば確実に点が取れるパートだからこそ、出来るだけ点を稼ぎたいパートではありますが
勉強する範囲が無限すぎるので、ひとまず公式の教科書+過去問に出てくる単語を確実に抑えることをおすすめします。
Part 4
Part4は英文書き換え問題。文法・語彙・閃き力が試される問題です。
ちなみにわたしはこれが一番苦手でした…。
例文と同じニュアンス・意味になるように
与えられた単語を使って英文を自分で作って解答します。
例えば
例文:They think the owner of the house is in France.
与えられた単語: thought
解答: The owner of the house ( is thought to be )in France.
こんな感じ。
( )内を自分で記述する必要があるのですが、書ける単語は2~5単語。
この中で例文と同じニュアンスの文章を作るのは知識はもちろん、かなりの閃き力が必要でした。
また、このパートは1問 2点の高配当になっており
記述した分の半分があっていれば1点・全部合っていれば2点、という配点。
全部落としてしまうと、UoEパートは他で落とせなくなるのでしんどいです。
効率的な句動詞の覚え方
動詞と前置詞の組み合わせで多彩な表現ができる句動詞。
使いこなせたら便利だし、かっこいいし、ネイティブとの会話には頻出します。
ですが、数が多すぎるので、その勉強は受験生泣かせ…。
そのため、わたしは少しでも効率よく覚えていくために
句動詞を覚える時は画像検索をうまく活用しながら勉強していました。
例えば「come」「Phrasal verb」で検索すると勉強用の画像がたくさん出てくるので
一度にまとめて勉強することができます。
ちなみに文字よりもイメージの方が脳に残りやすいので
句動詞以外にも単語を覚える時は画像検索してまずイメージを掴んでいました。
長々と書いてしまいましたが、以上がわたしが実践していたUoE対策です。
少しでもこれから受験される方の参考になればうれしいです。
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