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ケンブリッジ英検B2First FCE対策④ Writing編

ケンブリッジ英検B2First FCE対策④ Writing編ケンブリッジ英検対策

こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今回はケンブリッジ英検対策のWriting編。

わたしなりのケンブリッジ英検の対策法をまとめてみたので、シェアさせていただきます。

関連記事はこちらからどうぞ。
ケンブリッジ英検とは
UoE編
Reading編
Speaking編
Writing編

(Listening編に関しては追ってまとめていく予定です。)

B2 first (FCE) のWritingパートとは

自己採点が難しく、1人で対策するのが難しいパートではありますが
ライティングの苦手意識さえ無くなれば一番高得点が狙いやすいパートだと思います。

英検やIELTSのライティング試験と比べると
・時間に少し余裕がある
・内容がアカデミックのものではなく、日常生活に関係あるテーマでの出題

がケンブリッジ英検のライティング試験の特徴です。

専門知識の有無ではなく、UoE/Reading同様に「どれくらい自然な英語が使えるのか」が問われるような試験だと実際に受験してみて感じました。

ちなみにわたしはワーホリ中に3ヶ月のケンブリッジFCEの対策コースを受講。
学校では毎週ライティングの模擬テストを受けていたので、今日はその時に教わったWritingテスト攻略のコツや準備しておいて当日助かったことなどを書き綴っていきます。

テストの構成

・Part 1 エッセイ
・Part 2 記事、メール・手紙、エッセイ、レビューの4つの選択肢の中から1つ選択

上記2つのライティングパートで構成されている、合計80分の試験です。

試験全体の配点の20%を占めています。
また、どちらのパートも140語~190語で自分の意見をまとめる必要があります。

・質問の意図を読み取る力
・文章の構成力
・語彙力
・文法の正確性

の項目で採点される筆記試験です。

ちなみに語学学校では各項目5点満点で2つのライティングで 24/40 が合格ラインだと教わりました。

Part1の特徴

全員がエッセイ形式で140語~190語で、質問に対する自分の意見を記述します。

出題傾向としては「友達は生きていく上で必要か」「お金と仕事、どちらが大切か」など専門知識がなくても書けるような内容ばかり。
子ども関係や教育関係、倫理観に関するトピックが多かったように思います。

また、質問と一緒に3つのNotesが与えられています。
必ずこの3つのNotesに触れた内容を書かなければいけません。

ただし、3つ目は毎回「Your Own Idea」なので
・問題提起
・Note1に対する自分の意見
・Note2に対する自分の意見
・まとめ

の構成で記述すればスムーズの書き上げることができます。

出題例

テーマ:若者の肥満について
問題:ヨーロッパとアメリカでは若者の多くが肥満に悩まされている。どんな改善策が考えられるか?
ノート:Drinking / Fast food / Your own idea

例えばノートにある「Fast food」について言及するのを忘れてしまうと減点対象です。

Part2の特徴

3つの課題のうち1つを選んで、Part1同様に140語~190語で記述します。

出題形式としては
・レビュー
・レポート
・手紙/Email

自分が一番書きやすいテーマを選ぶことができますが、気をつけなくてはいけないのが
「Write your answer in 140-190 words in an appropriate style.」と指示があること。

レビューだったらセミフォーマルな表現
レポートだとフォーマルでカチッとした表現
手紙やEmailだと宛先人に合わせてカジュアルな表現にしたりと

ここでもケンブリッジらしい「どれくらい自然な英語が使えるのか」が問われる問題になっています。

Part1同様に専門知識が必要な問題は出てきません。
ですが、メールや手紙はそれを受け取った人の気持ちを想像して、レビューは架空の物語や映画に対して感想を書いたりと、「想像力」が求められる試験です。

書いたことが嘘八百でも全く問題ありません。
質問にちゃんと適切に答えれらていればどんな妄想を書いてもOKなのがPart2です。

出題例

<レビュー>
お気に入りの映画誌のレビューコンテストに応募しよう!
今まで見た最高の映画は?どんな映画かレビューを書いて送ってね。

<レポート>
学校の授業内容の満足度についての調査。最も興味深いもの・最も役立つと思うもの、また、今後の授業で取り入れるべき内容の提案をレポートしてね。

<手紙>
最近行って面白かった美術館の内容と何が晴らしいと思ったのかを友人に手紙で知らせよう。

内容としてはこんな感じ。
適切な文章の書き方の知識さえあれば、想像力・妄想力で補える問題ばかりです。

おすすめの時間配分

ライティング試験も時間配分がとても大切です。
個人的におすすめな配分がこちら。

・アイデアだし 5分
・記述 25分
・見直し 10分

-合計40分

本試験では構成を考えるためにA4のコピー用紙が1枚配布されます。
この紙を使って5分で自分のアイデアを日本語で箇条書き。
大筋ができたら英語で記述を始めるようにしていました。

また見直し時間をしっかり確保することも大切。

・スペルミス
・冠詞
・前置詞
・三人称単数の-s

など、うっかりミスをしがちなので、精読して少しでも凡ミスがなくなるように気をつけていました。

※ライティング試験ではボールペンのみ使用可能です!
もし書き損じた場合でも、車線を試験管が読みやすいように斜線を弾いて訂正したり、
吹き出しのような感じで文章を追加しても採点には関係しないので、安心してください。

おすすめ対策法

毎日の英語日記

「140語以上」と聞くと簡単に書けそうな気がしますが、わたしは語学学校での最初のライティングの授業で140語のエッセイを書くのになんと1時間以上もかかってしまいました…。

これは問題だと思い、まず自分の意見を英語で、かつ140語以上使って書くのに慣れるために行っていたことが英語日記です。

渡豪前から英語日記は続けていたのですが、特に文字数を意識したことは
FCE対策をきっかけに「140語以上」目標にしてみました。

1ヶ月も経つと140語はなんら問題なく書けるようになれます。
試験時間が足りなくて悩んでいる方にはおすすめの対策です。

頻出語は絶対に間違えない

スペルミスや正しい前置詞が使えていないことも減点対象になります。
安全牌を狙いすぎて、簡単な英単語ばかりのエッセイを書くのも減点対象になりかねませんが、もしスペルが怪しい単語があれば自分が自信のある英単語に言い換えをして、確実に点を取っていくことをおすすめします!

また、フォーマットを作っておくと自分が必ず使う単語が見つかると思います。
そういった単語は何度も書いて覚えて凡ミスで減点されないように気をつけていました。

ちなみにわたしが苦手だったのが「Whether」のスペルと前置詞「to」「with」「on」の使い分け。
スペルはひたすら紙に書いて覚えて、前置詞の組み合わせは間違えるたびに同じく紙に書いて覚える、と言うアナログな勉強をしていました。

基礎文法をおさらいする

・冠詞の使い分け
・名詞のCountable/Uncountableを見分ける知識
・三人称単数の-s
・時制

など、知っているけどいざ自分で書くと間違いがちな項目は要チェックです。

もし少しでも自信がなければ試験対策中にしっかりとおさらいしておくことをおすすめします。

超基礎的な文法の冠詞の使い分け。
特にわたしは「a」「the」の冠詞の使い分けが苦手すぎて、文法の教科書とネット情報、Youtubeなどを何度もみて、自分の頭にしっかりイメージが定着するまで繰り返しおさらいしていました。

フォーマットを作る

Speaking試験と同じく、大まかなフォーマットさえ作っておけば、あとは質問内容に沿って使う変えて行くだけなので、試験中の時間の節約につながります。
特にPart1で有効な対策です。

ちなみにわたしのフォーマットは感じでした。

Part1のエッセイフォーマット

1_問題提起
「△△が大切だと言う人もいるだろう」
e.g Some people believe that~

「でも本当にそれは正しいのだろうか?」
e.g However, I am wondering that~

「〇〇のが大切ではないだろうか?」
e.g It could be important to~

2_Note1に対する意見

3_Note2に対する意見
e.g On the other hand~ / In addition~

4_まとめ
e.g In my opinion, ~

語学学校で学んだPart1のコツ

ちなみにエッセイパートではフォーマルな表現が好まれます。

そのため、最初の問題提起パートでは「I think~」「I believe~」という表現は避けた方がベター。
自分の意見は結論パートで述べればOKです。

また、「It could/might/would~」などのB2レベルの表現や
「On the other hand / In addition 」などのつなぎ言葉を上手く文中に入れ込めると
「この子はFCEレベルの英語をよく知っているな」と高得点につながります。

エッセイで使えるつなぎ言葉の表現は他にもたくさんあるので、2〜3つ自分の表現として覚えておくことをおすすめします!

もちろん日常生活であればいろんな表現方法が使えた方が会話が豊かになって素敵ですが
あくまでこれは試験対策。
覚えた2〜3つをひたすら使って、スペルミスや文法ミスなく使いこなせるように備えることが大切だと思いました。

語学学校で学んだPart2のコツ

エッセイと比べて自由度が高いPart2ですが注意すべきは「in an appropriate style.」の指示。

ライティングがめちゃくちゃ得意であれば、レビュー/レポート/手紙・メールから好きなテーマを選んで書くのもあり。
ただ、もし苦手であればどんな内容が来ても「レビューをかく!」とジャンルで決め打ちして対策しておくこともおすすめです。

ちなみにわたしは何が来ても「レビューを書く」と決めて、Part1同様にフォーマットを作って望んでいました。

そうすることで覚えなくてはいけない表現が減るため、UoEやListening対策に時間を書けることができます。
語学学校の先生にもおすすめされた方法です。

また、先生曰く一番難しいのが「レポート」とのことでした。
レポート特有の記述形式を覚える必要があるため、強い意志がない限り、レビューもしくは手紙・メールで対策することをおすすめします。

長々と書いてしまいましたが、以上がわたしが実践していたWriting対策です。
少しでもこれから受験される方の参考になればうれしいです。

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