スポンサーリンク

メルボルンでシェアハウス探し。

メルボルンでシェアハウス探し。メルボルン生活

こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今日はわたしがシェアハウスを探していた時のことをお話させてください。

最近は留学生も急増しており、メルボルンに限らずオーストラリアでは家探しが本当に大変だと聞きました。

わたしが家探しをしていた時とは状況は違うとは思いますが
少しでもこれから家探しをされる方の参考になれば嬉しいです。

:わたしのこと:
家探しをしていた時期:2022年6月頭から約3週間
希望エリア:CBD / Prahran
アプライ件数:恐らく40~50件
インスペ件数:4件

希望条件:
・オウンルーム
・ビル込み $200~250/週
・日本人が住んでいない家

オーストラリアのシェアハウスとは?

日本ではまだ少数派のイメージがあるシェアハウス生活。
オーストラリアでは一人暮らしをするときの一般的な方法です。

一軒家もしくはアパートの1室で複数人で共同生活を送るため
ハウスシェア・フラットシェアという呼ばれ方もしています。

中にはオーナーが一緒に住んでいるパターンもあります。

ちなみに学生ビザ・ワーホリビザでオーストラリアで暮らす日本人にとって、最初の1〜2ヶ月は学生寮やホームステイ先での生活→シェアハウスへ引っ越しルートは王道です。

わたしも同じように、最初はホームステイ・後半は自力で家探しをしてシェアハウス生活を送っていました。

基本的にハウスオーナー側からミニマム滞在期間が決められていて大体2~3ヶ月以上滞在することが必須条件であることが多いです。
また、退去時は退去の最低2週間前までに申告すればOKなルールが一般的です。

シェアハウスのメリット

・滞在費が抑えられる
・気ままな一人暮らしができる
・ハウスメイトと仲良くなれる(かも)

・オーストラリアらしい経験ができる

滞在費

一番大きなメリットは金銭面かと思います。
長期滞在する場合は、ホテルやAirbnbに比べたら圧倒的に滞在費が抑えられます。

ちなみにわたしが住んでいた時はホームステイや学生寮よりもシェアハウスの方が家賃が安かったのですが、今は家賃が爆上がりしているので、もしかしたらあまり差がないかもしれません。

また、シェアハウスは基本的に家具付きの場合が多く、身一つで引越し可能なところも魅力です。

気ままな一人暮らし

美味しい食事付きで気の合うホストマザーとシェアメイトとのホームステイ生活は快適だったけど、やはり気を遣うシーンは多かったです。

例えばお風呂に入る時間や帰宅時間など。
特にホームステイ先は基本的にCBD電車やバスで1時間ほど離れた郊外にあることが多く
通学も大変でしたし、友達と夜ご飯を食べに行くのも門限があって自由度は低かったです。

ちなみに門限は6:30pm!特別な用事がある時は事前申告制でした。
30歳すぎて6:30の門限生活するとは思ってなかったので、なんだか懐かしい気持ちになりました。笑

ハウスメイト

ここに関してはかなりガチャ要素が強いです。
が、運よく気が合う子に出会えると日本だと中々経験できないような異文化交流が自宅でも楽しめます。

わたしはハウスメイトのフィリピン人・Vちゃんから本当にいろんなことを学ばせてもらいました。

オーストラリアらしさ

いろんなハウスオーナーがいるので一概には言えませんが、
シェアハウス探しも、そこでの生活も日本とは全く違う経験ができます。

例えばわたしが住んでいたシェアハウスは、入居時に契約書は一切交わしませんでした。笑
日本だと契約書なしの引越しなんてまず考えられないですよね。

そんなちょっと緩めなところも、日本人以外の人と気軽に住める場があるのも
おおらかで多国籍なオーストラリアらしい文化だと思いました。

シェアハウスのデメリット

・オーナー/シェアメイトとの相性
・詐欺

・家探し中のストレスが半端ない

オーナー/ハウスメイト

ここに関しては自分が人との出会い運を持っているか否か。
どこに住んでいてもそうですが、生活の楽しさは一緒にいる人次第なところもありますよね。

ちなみにわたしは、同年代だと国籍問わず話が合うことが多かったので、国籍よりも年齢を重視派。
もちろん住む前にハウスメイトに会える機会はほぼないので、インスペ時に一緒に暮らす子の国籍・性別・年代を確認するようにしていました。

詐欺

残念ながら留学生を習うシェアハウス詐欺はオーストラリアで多発しています。

「シェアハウス 詐欺 オーストラリア」などで検索すると、実際に詐欺に合われてしまった方の体験談や注意事項を事前に知ることが可能です。

家探し前には必ずこれらの情報を事前に確認しておくことを強くオススメします。

家探し中のストレス

家探しは相当ストレスフルな期間…!

「今の家の契約終了まであと1週間なのに新しい家が決まらない…」
「アプライしても返信が全然来なくて辛い…」
と、思うようにいかないことばかりなのが家探し。

自分だけではなく、みんなもきっと同じ気持ちです。

実際にわたしが家が全然見つからなくて落ち込んでいた時、友達に
「一生家が決まらない人なんていないから大丈夫だよ!」
「最悪Airbnbでもバッパーでも泊まれるから大丈夫だよ!」

と声をかけてもらえて気持ちが楽になりました。

いつかは良い家に出会えるから大丈夫!と気持ちを強く思えるメンタルも
家探しに必要なものだと思いました。

わたしの探し体験談

使っていたサイト

・Flatmates
・Gumtree
・Facebook Market Place

3つともオーストラリアの家探しでは定番のウェブサイトです。
リアルタイムで家情報が更新されているプラットホームで、ハウスオーナーもしくは代理人が物件情報を投稿しています。

ウェブサイト経由で連絡、もしくはSMSやWhatsUp経由で投稿者と内見日などのやりとりを直接行います。

どのサイトも遜色ないので、自分の好みと相性で選んで問題ありません。
ちなみにわたしは一番返信率が高かったFacebookのMarket Placeで家を見つけました!

Facebookでシェアハウス探し

ケータイとFacebookの居住地の設定をAustraliaに変更し、しばらく経つと使えるようになる機能です。ちなみに日本では非対応なサービスです。

Market Placeは個人で物の売買や求人や物件の紹介ができるサービスです。
また、メルカリ的な感じで不用品の売買も可能です。

Market Placeの検索欄で「Melbourne CBD ownroom」でひたすら検索。
ひたすら物件探し、ひたすらメッセージを送る…を繰り返していました。

メッセージ定型文

数を打てばいつか当たる!がオーストラリアのシェアハウス探しの鉄則。
ひたすらメッセージを送り続ける必要があるので、定型文を作って時間短縮をしていました。

ちなみにわたしが実際に使っていた定型文はこちら。

Hi <先方の名前>,

I saw your post on <Facebookなどのウェブサイト名>.
I’m <名前>, a Japanese female and I’m interested in your room.  If the room is still available, when can I inspect your room? I would like to live there from <日付>.
I’m looking forward to hearing back from you.
Thank you.

<名前>

アプライメッセージを送る時に気をつけていたことは2つだけ。
・日本人であることをアピール
・住める最短日を記載

日本人アピール

これは語学学校の先生と最終的に住んでいた家のハウスオーナーから聞いた話なのですが、
有難いことに「日本人」であることで「勤勉」「家を綺麗に使ってくれる」「礼儀正しい」というイメージを持ってくれている人が今も非常に多いそうです。

そんなナチュラルギフテッドを使わない手はないので、仕事探しでも家探しでも「日本人」アピールはしっかりしておくが吉です。

入居希望日の記載

ハウスオーナーさんは自分以外とも同時進行で多くの入居希望者と連絡を取り合っています。
インスペ前に入居者が決まってしまった…なんてこともあるあるです。

「いつから住んでくれるのか」
「どれくらい住んでくれるのか」
はオーナーにとって大切な情報です。

少しでもインスペに辿り着く可能性を上げるためにも、メッセージのラリーを少なくすべく入居希望日を最初から記載しておくこともオススメです。

インスペ経験

40~50件ほどインスペ希望のメッセージを送り続け、実際に内見したのはたったの4件
最後に見にいったお家で即決しました。

ちなみに1件はインスペ予約していたのに、当日に先方にドタキャンされました…(悲)

インスペ時は少し早めに最寄り駅まで行って、
・スーパーの場所
・駅やバス停の場所
・街の雰囲気

などを自分の足で歩き回って住めるかどうか確認していました。

また、事前にオーナーに聞くべきリストを作って、確認漏れがないように気をつけていました。

:インスペ確認事項:
・家賃
・家賃の支払い方法
・デポジット/ボンド(敷金)の金額
・家賃に含まれているものの確認
(bill : 電気・水道・ガス・Wi-Fi環境など)
・ミニマム滞在期間
・退去時の連絡期限(notice)
・鍵について
・使用可能な備品の確認(家具、家電、調理器具など)

気をつけた方が良いこと。

家探しの時期

ハウスオーナーは部屋の空きが出て、すぐに入居してくれる人を求めています。
なので日本での引っ越しのように2ヶ月前から家探しは必要ないですし、あまり意味がありません。

ちなみに引っ越しの早くて1ヶ月前から家探しを始めて、実際の引っ越しの2週間〜1週間前までに家が決まれば大成功!なのがオーストラリアのシェアハウス暮らしのイメージです。

オーナーからの返信

オーナーからの返信が遅すぎる物件は個人的には要注意です。
緊急事態に連絡がつかないと困ったことになるので、インスペ前のやりとりで返信の速度も確認しておくことをオススメします。

大切にしていたこと。

わたしがシェアハウス探しで一番大切にしていたことは「直感」です。

もちろん駅からの距離とか、最寄りのスーパーとか、
日々生活するために必要なことはきちんと確認していましたが
最終的に一番大切にして良かったのは「ここだったら良い感じに住めそう。」という直感でした。

結果、メルボルンを旅立つまでの約8ヶ月、とっても楽しく暮らすことができました。

最終的にわたしが選んだ家のスペックはこちら。
・$250/週(2週間に1回の銀行送金。)
・ビル(電気・ガス・水道・Wi-Fi)込み
・フリートラムゾーン
・オウンルーム
と、いま思うと高コスパなシェアアパートでした。

よくある綺麗なジム付き・プール付きのコンドミニアムの1室、ではなく
古いけど手入れは行き届いている静かなアパートにフィリピンの子とベトナムの子と
のんびり3人暮らしをしていました。

ちなみに最初にボンドとして2週間分の家賃$500を銀行送金していて、
退去時には全額返金してもらえました。

このお家は、決して築年数が新しいわけじゃないけど、掃除がちゃんと行き届いていて
日当たりもいいし、オーナーさんも気さくで「なんか良いな」思えるポイントばかりでした。

ただ、まだ前の住人が住んでいたので鍵がすぐに貰えなかったのと
住むにあたって契約書などが無かったので
「詐欺だったらどうしよう…」と正直不安はありましたが
結果として自分の直感を信じてみて大正解でした。

インスペして選ばなかった家の特徴

また、インスペしたけど見送った家の特徴は
・共有スペースが散らかっている。
・掃除があんまりされていなさそう。
・日当たりが悪い
・男性ばっかり住んでいる
・5人以上住んでいる
・シェアルームがある家
でした。

わたしは家でのんびりするのが好きなタイプ。
共有スペースが散らかっていたり、あまりにも大人数が暮らしていたり、日当たりが悪いと
気が病みそうだなと思って見送りました。

また、もし予算が許すのであれば「シェアルームがある家」以外をオススメします。
一概には言えませんが、シェアルームのがオウンルームよりも家賃が安く、その分いろんな人が住めてしまいます。

無理のない範囲で、家賃はケチケチしない方が、身の安全と日々の生活の安寧はある程度担保されるのかな、思いました。

おわりに。

以上がわたしのシェアハウス探し体験でした。

海外での家探し、どんなに調べていても一筋縄にはいかないことばかり。
何かトラブルが起きても「友達に話す良いネタが起きたな」と受け流せるメンタルが大切だなと思いました。

あとは本当に困った時は友達に助けを求めることも大切。
実際に、家探しでトラブルに巻き込まれて困っていた友達がわたしの家に避難しに来たこともありました。

この記事が、これから家探しをする方の助けに少しでもなればうれしいです。

 

★ ブログ村ランキング参加中です!クリックしていただけたら嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 ライフスタイルブログへPVアクセスランキング にほんブログ村

コメント