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大人の勉強法。TOEIC 500→830

大人の英語学習

こんにちは、otoshigo(@32.journey)です。
今日は個人的に効果があった、大人のためのTOEIC勉強法についてお話させてください。

実は日本人と韓国人で受験者の90%を占めていると噂のTOEIC

正直、オーストラリアでの認知度はほぼ無く
日系企業以外で役に立つことはあまりありません。

ですが、自分の英語力を把握するために渡豪前に2度、TOEICを受験してみました。

毎月開催していることと、価格も¥8,000-以下とIELSTSに比べると受験料も安いので
ワーホリ前後の自分の英語力の伸びを数字で知れる良い指針になると思います。

今日はTOEIC 500点→830点へスコアアップした時に実践していた勉強方法についてお話させてください。

TOEICとは?

わたしが改めて書くまでもない有名な試験ではありますが
TOEICはTest of English for Internationalの頭文字をとった英語能力の検定試験です。

・ Listening & Reading Test (聞く力と読む力)
・Speaking & Writing Tests(話す力と書く力)
・Speaking Test(話す力)
など、いくつか測定する能力の異なる試験が実施されています。

中でも最も一般的なのは990点満点の「TOEIC® Listening & Reading Test 」
約45分で100問のListening試験と75分 100問のReading試験、マークシート形式の合計約2時間200問のボリューム満点な試験です。

200という問題数と限られた時間に四苦八苦する受験者が多発。

また、他の試験と異なり合否ではなくスコアで結果が出るので、自分の成長具合を数字で明確に感じることができる試験でもあります。


「時間配分を制するものがTOEICを制する」と行っても過言ではないくらい、この試験で高得点を狙うには、ケンブリッジ英検同様に時間内に全ての問題を確実に解き切るための訓練を積んでいく必要があります。

わたしのTOEICスコア遍歴

大学1年生:500点

大学生といえばTOEIC!という謎のイメージからなんとなく受験。

大学受験直後だったこともあり、当時本屋で一番最初に目についたTOEIC対策本でサクッと予習。
ちなみにスコアは500くらいでした。

その後、英語学習は座学の選択授業で英語をとっていたくらいで、
特別な英語の勉強は特にせずに過ごした大学生活でした。

2021年11月:695点

学生時代のTOEIC初受験から早数年…。

この頃まだオーストラリアはまだ国境が開いていなかった時。
ワーホリビザも降りる前だったのですが、そろそろ海外に行けるのでは…?なんて夫婦で考え始めた時期でした。

日々オンライン英会話やラジオ英会話で毎日英語に触れるようにはしていたけど、ガチ勉強はしていなかったので、その当時の自分の英語力がどれくらいなのかを知るための受験でした。

また、詳細は後述しますが、500点→695点の時の試験前にやっていたことは
・1ヶ月くらい前からTOEIC用の教本で1日30分〜1時間のTOEIC対策
・毎日30分のオンライン英会話

英語日記
の3つでした。

目標は700点越えだったので、あと一歩及ばずだったのが本当に悔しかったです。

2022年2月:830点

久々のTOEICを受けた直後、オーストラリアが開国したタイミングでわたしのワーホリビザも無事に降り、3月にオーストラリアへの渡航が確定したタイミング。
出国前の英語力の確認のためにTOEICを受けることにしました。

この頃はもう働いてなかったので、1日5時間くらい本格的にTOEIC対策をしていました。

また、前回700点越えできなかったのがめちゃくちゃ悔しかったので、
再度700点超えを目指して大学受験ぶりのガチ勉強の時期でした。

695点→830点の時の試験前にやっていたことは
・1ヶ月くらい前からTOEIC用の教本で1日4〜5時間のTOEIC対策
・毎日30分のオンライン英会話

英語日記
の3つ。


ぱっと見は前回との違いはなさそうに見えますが、
「勉強の質」が格段に上がったおかげで+135と大満足の結果を得ることができました。

ちなみにこの時の試験結果が出たのはメルボルン渡航後。
言葉の壁の高さを目の当たりにしてちょっと落ち込んでた時期だったので、このスコアにはかなり励まされました。

もちろんTOEICで点を取る力と英語を喋る力は全くの別物です。

現地に行ってから自分の英語の出来なさに落ち込む日がいっぱいあったけど
「でもTOEICで830取れたってことは英語が喋れるポテンシャルはあるはず!」
と自信を取り戻すことができていました。

スコア830のために具体的にやっていたこと。

スコア500→695

そもそもTOEICの全貌をすっかり忘れていたので、その時の本屋さんにあった一番とっつきやすそうな教本を購入して、毎日1ユニット、大体30分くらいをTOEIC対策にあてていました。

使っていた教材はこちら

2ヶ月で攻略 TOEIC L&Rテスト730点!/横本 勝也・早川 幸治 著

【CD-ROM・音声DL付】2カ月で攻略TOEIC(C)L&Rテスト730点! (残り日数逆算シリーズ)

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1日30分程度の勉強を2ヶ月(40日間)続けることでPart.1~Part.7まで、リスニングもリーディングも対策できる1冊です。

また、TOEIC攻略テクニックや時間配分のオススメなども記載があって、この本のおかげでTOEICの概要や傾向を掴むことができました。
「今日これだけやればOK!」というのが分かりやすく目に見えるので、継続しやすいデザインになっています。
ちなみにリスニングの音声はアプリで聴けるので、仕事の休憩時間にもさくっと取り組めてよかったです。

TOEIC L&Rテスト究極のゼミ Part 5&6/ヒロ前田 著
TOEIC L&Rテスト究極のゼミ Part 7/ヒロ前田 著

【問題文読み上げ音声DL付】TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 5 & 6

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[新形式問題対応]TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7 TOEIC L&R テスト 究極のゼミシリーズ

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予備校の授業風にPart5&6とPart7についてそれぞれ1冊ずつ、
解き方のテクニックや受験者が間違いやすいポイントなどを説明してくれる教本です。

こちらも文法事項や問題傾向別にユニットが細かく分かれているのが特徴。

「今日はこのユニットをやろう!」と毎日の勉強ルーティーンに取り入れやすい本だと思います。
ですが、解説の言葉選びのクセが結構強いので好みは分かれそうです。

また、巻末付録としてミニ模試とマークシートの練習用紙もついているので、本番により近い雰囲気で対策に取り組めます。

スコア695→830

前回は特に戦略も立てず、目についた教本をやってみる!という勉強だったのでこの時は実際にTOEICで満点を取っている人のYoutubeを見たり、ブログを読んだりして、TOEICが得意な人の真似をひたすらしていました。

また、出来る人の真似をして学ぶのって大切なんだなあ、とこの時に改めて思いました。

使っていた教材はこちら。

出る単特急 金のセンテンス/TEX加藤 著

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス (TOEIC TEST 特急シリーズ)

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¥979から
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TOEIC対策本で一番有名な単語帳。

ちなみに付属の音声データをフル活用して
単語を眺めながら1.5倍速で聞き流す
覚え切れていない単語に小さい付箋を貼る
・最終的に全ての付箋がなくなるまで何周もする
というガテン系な勉強をしていました。

文法問題 でる1000問/TEX加藤 著

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

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¥2,329から
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とにかく数をこなすことで文法・語彙を頭に叩き込むことができるスパルタ的教本です。
主にPart.5に特化した問題形式になってはいます。

ちなみに最終的にこの本を2周くらいしたのですが、おかげで文法の基礎をちゃんと固めることができて
長文読解も早く解けるようになりました。

また、YoutubeでTOEIC900点ごえの人がほぼ100%の確率で使っていたのがこの本でした。
もし雰囲気で問題を解いている人がいれば、やっておいて損はない1冊です。

TOEIC公式問題集

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9

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本番の試験を想定した公式問題集です。

ちなみにわたしは試験の2週間前からやり始めて、しっかりと時間内に全問題が時終わるように
練習するために活用していました。

また、2周目以降はリスニングは1.5倍速にして問題を解くようにして、本番は音声がゆっくり聞こえるように備えていました。

特に効果的だったこと

「でる1000」「金のセンテンス」の著者であるTEX加藤さんの解説がすごく好みで、スコアアップかなり役立ったと思います。

わたしは特に金センの豆知識コーナーがすきでした。
また、説明口調も柔らかくて、解説も理論的ですんなりと頭に入ってきます。

ちなみに彼の本でトーイッカー(TOEICを趣味で受け続けている人々の総称)という言葉を知りました。笑

でる1000

中でも特に役に立ったのが「文法問題 でる1000問」通称「でる1000」
この教本のおかげで得点がかなり伸びたと思います。


とにかく量をこなせるのでTOEICの問題傾向に慣れることができたのと、
解説がとっても分かりやすくて「なぜ合っているのか」「なぜ間違えたのか」を
理論的に考える癖をつけること出来ました。

「でる1000」で手に入れた文法知識は今でもとっても役に立っていて
あの時に「でる1000」をやっておいて良かったなと思います。

時間管理

また、どの教本にも「目標終了時間」が載っていたので、ちゃんと時間内に時終わるように日々の勉強中から時間をかなり意識していました。

あとは「なぜ間違えたのか」をきちんと分解して、
腹落ちするまで考えることも大切だと思いました。

なんで?を追求する

単純に単語を知らなくて間違えたのであれば、語彙力を伸ばす必要があるし、
文法的な間違いであれば、もう1度基礎から文法をさらい直す必要があるし、
自分の「出来る」「出来ない」を冷静に見極めながら、
ひたすら量をこなす+勉強の質を上げていくことがTOEICのスコアを伸ばすのには必要だったと感じています。

もちろん数字が全てじゃないけど、数字だからこそ分かりやすいことも多いので、
自分を励ますため・留学前後で英語力の伸び率を知るためにもTOEICを受けてみるはおすすめだなと思います。

まだまだ英語勉強中のわたしの体験談ですが、少しでも誰かのお役に立てたら幸いです。

 

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